オンライン音楽講座 日本の音楽#1「盲人と音楽について」【ディスタンスざんすく~る】

J.S.バッハの音楽を聴いたことがある、あるいは名前だけ知っているという人は多いと思うが、そのバッハが生まれた1685年に没した音楽家の八橋検校について知っている人は少ないかも知れない。八橋検校は、今日でもよく演奏される「六段の調べ」などで有名な音楽家で、江戸期に音楽と按摩を独占的職業とした盲人組織、当道座に属していた。今日まで受け継がれている箏、三味線などによる伝統音楽はその当道座の盲人たちによって創造されたものが多い。彼らの音楽を聞きながら、当道座とはどんな組織だったのか、その当道座が廃止された明治期に津軽三味線を創始した盲人音楽家、秋元仁太郎などについて考える。


講座番号:オンライン音楽講座 日本の音楽#1「盲人と音楽について」/20名限定
実施日程:2020年7月3日(金)20:00-21:30
講師:中川博志(インド音楽研究者/バーンスリー奏者)
参加費:無料(要予約)
対象:だれでも 
用意するもの:Zoomミーティングでのレクチャーです。視聴可能な環境は各自ご用意ください。



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中川博志プロフィール
1950年、山形県生れ。1981年~1984年インドのベナレス・ヒンドゥー大学音楽学部楽理科に留学、インド音楽理論を研究後、ハリプラサード・チャウラスィヤー氏、故マルハール・クルカルニにバーンスリーを師事し北インド古典音楽の演奏家として活動中。自身の内外での演奏活動の他、聲明グループ<七聲会>のプロデューサーとして国内外の舞台公演制作、アジアの音楽を中心としたコンサート企画、大谷大学、龍谷大学、佛教大学で「アジアと日本の音楽」や「仏教音楽」の講義を20年に渡って行った。訳書に『インド音楽序説』(東方出版、1994)がある。現在、同書の電子版がAmazonで販売されている。http://tengaku.perma.jp/index.html