(10)みんなで考える「死ぬのにもってこいの日」[7/31(日)10:30-12:30]

プエブロ・インディアンとの交流をもとに、ナンシー・ウッドが書いた詩集『今日は死ぬのにもってこいの日』(原題:MANY WINTERS / めるくまーる / 1995 / 訳:金関寿夫)。ワークショップ「死ぬのにもってこいの日」では、原作の詩をもとに、自分にとっての「死ぬのにもってこいの日」を考えて詩作してみるワークショップを2017年から開催してきました。いままではひとりひとりが自分の詩を書くことに挑戦してもらい、参加者の数だけ作品が生まれてきましたが、今回は少し趣向を変えてみます。河村も交えながら、参加者同士で自分の死生観や大切なことを語り合うことを通して、みんなでひとつの(参加者が多い場合はふたつの)「死ぬのにもってこいの日」を作ってみることにチャレンジします。戦争や争いの原因には様々なことが挙げられると思いますが、価値観の押し付けや、他人の痛みへの無関心もまた原因のひとつでもあるでしょう。ひとりで自己完結するのではなく、他者との対話を通して「死ぬのにもってこいの日」が生まれる時、そこにはどんな言葉が並ぶのでしょうか。


(10)みんなで考える「死ぬのにもってこいの日」<地球と国家と人間>
日時:7月31日(日)10:30-12:30
講師:河村 啓生(美術家、華人、ときどき編集者)
対象:どなたでも
定員:12名
持ち物:筆記用具
受講料:無料(ただし、写真と動画それぞれでワークショップを記録し、出来上がった「死ぬのにもってこいの日」の詩とともに、河村啓生の作品として後日の展覧会で公開します。希望者は顔を映さないように撮影します。ご理解、ご協力をお願いします。)

参加申し込みはコチラ!
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会場:KOBE STUDIO Y3/C.A.P.
650-0003神戸市中央区山本通3-19-8海外移住と文化の交流センター3F
Tel&Fax:078-222-1003 (10:00-19:00 月曜休館)

河村啓生(美術家、華人、ときどき編集者)
現代における「生と死」「生き方/死に方」をテーマに、ある時は彫刻家、ある時は生け花師範、ある時は編集者と、いろいろな活動をしているアーティスト。2020年より京都から神戸に引っ越し、C.A.P.の活動に参加。同年のアート林間学校から、神戸で「死ぬのにもってこいの日」ワークショップを開催している。日々いろいろな材料を使って生け花作品と植物の紹介をするSNS上のプロジェクト「一日一華」(https://www.instagram.com/norio_kawamu)も継続中。