オンラインワークショップ 「死ぬのにもってこいの日」【ディスタンスざんすく〜る】

どのように死にたいのか。それは、人生について考える事でもあります。
アメリカ南部からメキシコ北部にかけての地域で、昔ながらの生活を営むネイティブアメリカン、「プエブロ」。彼らとの交流を元に、アメリカ人ナンシー・ウッドが編んだ詩集『今日は死ぬのにもってこいの日』(原題:『MANY WINTERS』 / 日本語訳:金関寿夫)という本があります。その詩をベースに、自分にとっての「死ぬのにもってこいの日」を作り、朗読を行います。人生の30分を、自分の死に方を考え、その言葉を考えるためだけの時間として使ってみませんか?そして他の人が思い描く「死ぬのにもってこいの日」とはどんなものなのでしょうか?


講座番号:オンラインワークショップ「死ぬのにもってこいの日」/20名まで
講師:河村啓生(美術家、華人、ときどき編集者)
ゲスト:神尾和寿(詩人)
日時:2020年8月23日(日)14:00-15:30 
参加費:無料
対象:だれでも
用意するもの:Zoomミーティングで相互にやり取りするワークショップです。視聴可能な環境は各自ご用意ください。Zoomで自分の映像を表示していただく必要はありませんが、音声での発表は出来るようにご準備をお願いいたします。

お申し込みはこちらから(専用のフォームが開きます)
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講師プロフィール
河村啓生 / 美術家、華人、ときどき編集者。

1987年、岐阜生まれ。
2010年、大阪芸術大学、芸術計画学科卒業
2012年、京都市立芸術大学大学院、美術研究科彫刻専攻卒業
もともとは森林や水質環境など自然環境系の研究者を志すが、高校での不登校をきっかけに芸術方面へと転向。
そうした経験に大学在学中の父の死が重なり、学生時代より「生と死」をテーマにした作品制作を行う。
大学院卒業後には、ホスピスでのボランティアや葬儀社の生花部門での勤務を通して社会における死の在り方のリサーチを行いつつ、造形作品の発表やワークショップ、フリーマガジンの制作など、多様な方法で現代社会における生き方/死に方へのアプローチを展開。
「死ぬのにもってこいの日」の作詩ワークショップは、2017年に社会人向けのプログラムとして河村が考案し、一度京都の勉強会にて開催されている。

ゲストプロフィール
神尾和寿 / 詩人

1958年、埼玉県北部で生まれる。
京都大学大学院文学研究科(哲学科・宗教学専攻)後期博士課程単位取得退学。
既刊詩集として
『神聖である』1984年 文童社
『水銀109』1990年 白地社
『モンローな夜』1997年 思潮社
『七福神通りー歴史上の人物ー』2003年 思潮社
『地上のメニュー』 2010年 砂子屋書房
『現代詩人文庫㈱ 神尾和寿詩集』 2011年 砂子屋書房
『アオキ』2016年 編集工房ノア
など。