オンライン講座「インド音楽演奏の枠組み~ラーガ」【ディスタンスざんすく〜る】

インドの音楽には、楽譜と楽曲名がない。西洋音楽のように、作曲家によって構成された音響の全体像を楽譜に定着するということも、高さの異なる音を重ね合わせて同時に響かせるハーモニーという考え方もない。演奏家は、タイトルの代わりにラーガ名を聴衆に告げ、そのラーガに基づいてその場で即興的に音楽を紡いで壮大で複雑な音楽空間を作り出す。ではラーガとはどんなものか。デモンストレーションも交えつつラーガの基本を紹介する。


講座番号:オンライン講座「インド音楽演奏の枠組み~ラーガ」/20名限定【ディスタンスざんすく〜る】
実施日程:2020年8月12日(水) 20:00ー21:30
講師:中川博志(インド音楽研究者/バーンスリー奏者)
参加費:1,000円
対象:だれでも 
用意するもの:Zoomミーティングでのレクチャーです。視聴可能な環境は各自ご用意ください。

お申し込みはこちらから(専用フォームが開きます)
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中川博志プロフィール
1950年、山形県生れ。1981年~1984年インドのベナレス・ヒンドゥー大学音楽学部楽理科に留学、インド音楽理論を研究後、ハリプラサード・チャウラスィヤー氏、故マルハール・クルカルニにバーンスリーを師事し北インド古典音楽の演奏家として活動中。自身の内外での演奏活動の他、聲明グループ<七聲会>のプロデューサーとして国内外の舞台公演制作、アジアの音楽を中心としたコンサート企画、大谷大学、龍谷大学、佛教大学で「アジアと日本の音楽」や「仏教音楽」の講義を20年に渡って行った。訳書に『インド音楽序説』(東方出版、1994)がある。現在、同書の電子版がAmazonで販売されている。http://tengaku.perma.jp/index.html